サニーキッズのロゴマークについて
世田谷区桜新町・用賀にあるプリスクール一体型保育園「サニーキッズ・インターナショナルアカデミー」代表の佐藤です!
今日はサニーキッズのロゴマークのお話です。
実はサニーキッズでは2020年4月から(ひっそりと)ロゴマークを変更していました。正確に言うと、ロゴにあるタグライン(企業や団体のコンセプト・理念を表現し、どのような商品・サービスを提供しているのか簡潔に伝える言葉;「Think Different」とか「i’m lovin’ it」ですね)を変更したのです。
以前のタグラインは「楽しくIQ150のバイリンガルに」というものでした。現在のタグラインはご覧いただければ分かるとおり「グローバルに活躍できるチカラを育む」です。
どちらも英語を中心としたコミュニケーションが取れることを目標にした似たような表現です。また、広告宣伝・マーケティング的に言えば「IQ150」や「バイリンガル」のほうが具体的でわかりやすいパワーワードとも言えます。しかし、昨年、そのタグラインをあえて変更しました。そこには私たちなりの想いが込められています。
サニーキッズは現在様々な学びを提供していますが、土台にあるのはEnglish Lessonです。スタッフの半数近くが外国人の先生で、毎日の英語レッスン、定期的なEnglish Only Dayがあり、日本人が語学習得をするために考え抜かれた環境でネイティブとコミュニケーションがとれるレベルの語学力をつけることを目指しています。
そういう意味では、「楽しくIQ150のバイリンガルに」というフレーズはキャッチーで非常にわかりやすいと言えるのですが・・・私たちは子どもたちに学びを提供し続けるなかでこのように考えるようになりました――IQ(知能指数)は脳の働きのごく一部を測る数値に過ぎず、IQが高いからといって、それが全面的にいいこととは限らない――本当の頭のよさとは「何か問題にぶつかったときに、その問題の本質を見抜き、どうすれば解決できるのかを考え、行動できる力」。私たちは「IQ」という狭い意味の言葉ではなく、もっと広い意味で「賢い子」を育むお手伝いがしたい、と考えています。
また「バイリンガル」という表現についても、言葉の意味としては「状況に応じて二つの言語を自由に扱える能力、もしくはその人」ということですが、言語を話せるだけで豊かなコミュニケーションができるとは限りません。
例えば、鳥飼玖美子さんの著作『子どもの英語にどう向き合うか 』(NHK出版新書) のなかにはあるバイリンガルの学生の例が紹介されています。英語でも日本語でも流暢に他愛もない日常会話はできるのに、いざ抽象的な話題や掘り下げた質問になると答えられなくなる、そのような人のことを本当にバイリンガルと言えるのか?
そういう趣旨のことが問題提起されていました。言語はあくまでもコミュニケーションの「ツール」。サニーキッズではその「ツール」を豊かに運用できる素地作りをしたいと考えています。
だから新しいタグラインは「グローバルに活躍できるチカラを育む」。
英会話の習得をメインとしながらも、それだけでなく様々な学びを通じて、「考えるチカラ」や「元気な身体」、「粘り強さ」「自然科学への好奇心」「創造するチカラ」などを育めるようにしています。
サニーキッズの英会話学習とともに、工夫を凝らした子どもたちのためのバラエティに富んだ学び、ぜひご期待ください!
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