P4C「こどものための哲学」レッスン、スタート!
世田谷区桜新町・用賀にあるプリスクール一体型保育園「サニーキッズ・インターナショナルアカデミー」代表の佐藤です! 今回は4月から始まった幼児向け新レッスンのご案内です。
皆様はP4Cという言葉を聞いたことがありますでしょうか?
P4Cは「子どものための哲学(Philosophy for Children)」の略。対話を用いた集団づくりの教育活動で、子どもたちに哲学的な思考活動を促す、効果的で新しいアプローチ手法です。
哲学、というと難しく考えがちですが、日々の身近な話題や身の周りに起こる問題から問いかけをすることで、子どもたちが自分なりに考え、それを表現する能力を伸ばすことを目標としています。もちろん、ただ自分の意見をのべるだけでなく、周囲の声に耳を傾け、相手の意見を尊重することの大切さを学ぶこともできるので、思考力・表現力だけでなく、傾聴力・共感力も同時に育み、ひいてはディベート力を身につけることができるレッスンです。
サニーキッズでは、この4月から毎週水曜日に「P4C Little Thinkers」をレッスンとしてスタートさせ、主に年中・年長のお友達と対話を楽しんでいます。最初のレッスンでは、誰でも自由に発言できるし、仮に言葉を発せなかったとしても問題ないことを伝え、ゲームやアクティビティを通じて「話せる雰囲気作り」をしていきます。大人でも自分の意見を言うには勇気がいるもの。だからこそ子どもたちが安心して話せる環境づくりが大事です。
サニーキッズのP4Cでは、What does it mean to think? What is p4c? How do we do it?「考えるとはどういうこと?」「P4Cとは何?」「どうやってやるの?」といった導入からスタートします。それからだんだんと抽象的なテーマにもチャレンジし、What is the difference between wanting and needing something? What do you want? What do you need? 「欲しいものと必要なものは何が違う?」「何が欲しいのか?何を必要としているのか?」、Why are there rules? Who make them? Why do we need to obey them? What would happen if there were no rules?「なぜルールがある?」「誰が作っているの?」「なぜルールに従わなければならない?」という難しいテーマにも迫っていきます。
よく日本人は「なかなか自分の意見を表現できない」と言われますが、やはり幼少期から「聴く」「話す」といった経験を充分にさせることが大事。私たちはP4Cを通じて”Wise Leadership”を身につけさせたいと考えています。
サニーキッズの「P4C Little Thinkers」はアフタースクールでお預かりしている園児に提供しているプログラムですが、普段お通いでないお子様のレッスン参加も可能です(その場合レッスン料は有料)。
これからの時代に必要なスキルを身につけるべく、ぜひご参加ください! お待ちしています。
レッスンの紹介はコチラ
またP4Cのレッスンは城南ブレインパークでも提供していますので要チェックです!